学ぶことは真似ぶこと

「それって昨年の資料をパクッちゃえばいいんじゃない?」
今年ある公共団体管理職の方と話す機会があった。

【パクる】
・(ひったくるように)盗む / だましとる。
・人のアイデアを…

これでは印象良くないね。では、これではどうだろう?

【模倣】
・今までに在ることや既に出来上がっているものをそのまま踏襲し、
創意工夫を示さないこと。

資料や書類をゼロから作ろうとしてないか?

我々の仕事の大半は「(昨日もしくは昨年と)ほぼ同じ事の繰り返し」
いわゆるルーティンワークだ。

新規事業参入などの特別なケースは別として、ほとんどのケースが既に誰かが似た(同じ)ようなことをしているはずだ。

働き方改革を叫ばれて久しくなるが、以前と比較すると飛躍的に事務処理能力は向上しているはずなのに一向に改善されない。
それは、管理職が「模倣」を推進しないからだ。

まったくゼロから資料や書類を作ろうとすると時間がかかる、しかもクオリティも低い。
それなら、共有ファイルから考え方やフォーマット(雛形)を借りて、そこの最新のデータや自分なりのアイデアを盛り込んだ方が効率的かつ良いものが出来上がる。

わざわざ、時間をかけて不完全なものを作らせる管理職が無能なのだ。

不完全な革新よりは優秀な模倣

「おいおい、それって初めて書類じゃないだろ?、いままで誰かやってるだろうからパクっちゃえよ」
これは、僕が管理職をしていた時に部下によく言ってたことです。

まったくゼロから取り組むことの無駄を称して言います。
そのかわり、そのままそっくりパクったら、こう言います。
「まんまパクってんじゃねぇ〜よ!少しはアレンジしろよw」

パクる前より良いものを作ることが模倣の礼儀だと思う。
そして、その作った資料もいつか誰かにパクられ、さらに良いものになっていくのです。

今回の1曲
Best imitation of Myself / Ben Folds

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1969年、大分県別府市育ち。会社員生活27年の経験から「個人が変われば組織は必ず変わる」ことを伝えるミッションを受け。ライター、写真家、イベント企画、マネジメントアドバイザーなど様々なプロジェクトで伝えている。人気講座である「優先順位設定をして業務効率をあげよう」は参加満足度90%を超える評価を得ている。2017年末には初の書籍「飛躍する勤労」をGalaxy Books社より刊行予定

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