なんだ?終われんじゃん。(飛躍する勤労 ep.01)

一昨晩とある件で奥さんがご立腹だった。
まぁ、その気持ちもわかる。
この件に関しては確かに娘が悪い。
しかし、その原因の一端はオタクにあるんじゃないのか?
そう思うが気持ちを抑えつつお父さんは見守るだけ。(そこを突っ込むとまた別の火災が発生するので今回はやめておこう。)

明日、会社の食事会だから

絶賛炎上中の我が家で奥さんが言って来た。
雰囲気的に「なんで?」とは言えない、もちろん言うつもりもサラサラないが…
で、何時から?さりげなく聞く。
17:30から

ん?それ間に合うの?
普段残業ばかりじゃん。今日も遅かったのに(食事会)行けないでしょ?
そう思った時に過去の記憶がビデオテープのように巻き戻った。

キュルキュルキュルキュ…

ノゾエさん、明日定時で帰っていいですか?

そう言われて理由を聞くような無能な管理職ではない自覚はあった。
むしろチームメンバーには毎日定時で帰って欲しかった。
理由は簡単、残業代で俺の給料を超えられたら何のために管理職になったのかわからん!
そう普段から公言していたので僕のチームメンバーで残業をするものは少なかった一部を除いて…
最初はメンバーも(申告残業制)戸惑いを見せたが「ピリオド」を決めることで、1日いや1週間をいかに効率的に使うかということに頭を使うようになった。
要は無駄なことはしなくなったのだ。

残業しないことが当たり前になる

不思議なもので残業をしなくなってくると定時退社が当たり前となる。(残業が苦痛になる)
僕は「営業は昼間は外回りして夜帰ってきてから事務処理」という考えを強制的にさせている管理職は無能だと思っている。
それは顧客にもそれぞれ行動パターンがあるし、営業マンにも効率的な業務処理があるはずだ。
それなのに昼間会社にいると「おい、営業に行かなくていいのか?」とある種の脅迫をする。
会社に居られなくなった営業マンはどうするか?外で時間を潰して夜になって帰ってくるのだ。

考えて欲しい。

会社は給料を従業員の何に対して払っているのか?
もし、管理職で答えられないようなら、一刻も早く管理職から降りた方がいい。
そんな経費の無駄遣いをする管理職は自分の権力に酔っているだけで経営のことなど考えていない。

会社は従業員の時間に給料を支払っている。

そんな簡単な事がわかっていたら、従業員に無駄に残業させる必要はない。
営業は顧客に合わなければ仕事が出来ないのか?他に手段はないのか?
効率とはそういうことだ。時代にあったアプローチはないのか?
それを具体的な手段を指導(リード)しないで叱咤激励されるメンバーは悲劇を通り越して喜劇だ。
リーダーは管理をするのではなく、指導をする人のことを言うのだ。
しかし残念ながら日本語では「リーダー=管理職」と勘違いする人が多くいる。
ちなみに管理職はマネジャーだ。
リーダーは指導者である。
あなたのチームのトップはリーダーか?マネジャーか?

珍しいじゃん。どうした?

話は戻る。
彼は普段から残業の多いメンバーだった。
周りが定時に帰ることが当たり前になっても変わることなく残業時間が減ることはなかった。
僕も彼が残業していることに対して「ったく、早く帰れよ」と思ってはいたが、他のメンバーのように指導はしなかった。
その理由は「彼が管理職だった」からだ。

まぁ、残業代出ないからいいだろ?(管理職には残業代は支給されない)
この能力を人事担当は評価してるんだろうから。
管理職に対してリード(指導)するのも悪いよな。(実際はしたけど)

その彼が「定時に帰る」というのだ。

報告に来るってことは(理由聞いてもいいよな?)
「なんかあったの?」
やっぱり心配するよね?
家族になんかあったとか思うよね?

彼が口を開く「いや、今日○○丸○○子さんのコンサートがあるんです」

….ん?コ、、、コンサート!?
誰も病気じゃないの?怪我じゃないの?
コ、、、コンサート!?なの?

「あっ、、、そう、行ってらっしゃい。。。」
彼は定時にサクッと帰って行った。(なんだ、帰れんじゃん)

帰れなくしているのは誰だ?

そして、翌日「なぁ、昨日帰れたんなら、今日も早めに上がれるだろ?」
当然聞くよね。聞いちゃいますよね。
「いやぁ、、、わからないです。」

えっ、昨日帰れたじゃん!
別に問題なかったじゃん!
なんで、昨日はわかって、今日わからんの?
なんで!
なんで!

と思ったが、、、、疲れるので「あっ、そう」と言ってその会話は終了。

そしてまた残業の毎日が始まる。

さて、彼に残業をさせているのはなんでしょうか?
ちなみに前日彼が定時に帰った日に顧客からの電話連絡などはありませんでした。
リーダーは普段から残業の依頼はトラブルがあった時のみで通常はメンバーからの申告制担っている。

結局、このようなメンバーの思考改革をしない限り
「働き方改革」って出来ないですよ。

自分勝手に好きな時に残業して好きな時に定時で帰る。
もちろん残業代は出ないので給与的には問題ありませんが、一般職のメンバーは残業にならないように考えて業務段取りをしています。

あなたが管理職ならどう評価しますか?

残業しているメンバーに対して「あいつは頑張っている」と評価するようなリーダーのいるチームは悪いことは言わない。

即刻、交代した方がいいですよ。
そこから「働き方改革」を始まるべきなのです。

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1969年、大分県別府市育ち。会社員生活27年の経験から「個人が変われば組織は必ず変わる」ことを伝えるミッションを受け。ライター、写真家、イベント企画、マネジメントアドバイザーなど様々なプロジェクトで伝えている。人気講座である「優先順位設定をして業務効率をあげよう」は参加満足度90%を超える評価を得ている。2017年末には初の書籍「飛躍する勤労」をGalaxy Books社より刊行予定

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