旧態依然の考えが斜陽産業へ導いていく

アーティストのキングコング西野亮廣さんが新刊『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』を全国の図書館に寄贈したことに対して日本書店商業組合連合会や文藝春秋社社長が『独自』の異論を唱えた。

そのことに対して西野さんの回答がこちらのブログで記事である。

僕は『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』を何度も読み返しているので西野さんの考えや意図は理解出来る。
僕も今回初めて書籍を刊行するわけだが(現時点では2018年1月予定)、西野さんの『作品を売ることを人任せにしてはいけない』という考えは僕が当初本を出す際に考えていたことが間違っていたことを思い知らされました。

それは今年の1月の話だ。1月はフリーランスといえど年始の挨拶回り的なものはある。その挨拶回りをしている中で「のぞえさんも本を出せば仕事の幅も広がるよ。自費でもいいから出せばいいのに」という話をされた。その時は「いやぁ〜文章書くの苦手なので無理かなぁでも出せたらいいですね」と返事をした数週間後に本を出す話をしていた。縁とは不思議なものである。

『ブランディング』の一環で本を出しましょう!

いわゆる共同出版ではあるのだが担当さんが頑張ってくれたおかげで僕にとってかなりいい環境で出版出来るよう会社に進言してくれた。それから執筆が始まった。
春に書き始めて夏には初校が終わりを出版社へ原稿を送った。ちょうどその頃、西野さんが執筆した『魔法のコンパス 〜道なき道の歩き方〜』と図書館で出会った。
僕はこの本の中で一番印象を受けた事は『作品に対する責任』について考えさせられた。

『出版』する事がゴールではない。

当初は『出版』がゴールで出版してからどう動こうと考えていたが、それは大きな間違いで、僕のような認知度のないものは圧倒的な努力をして情報を発信しなくてはならないという事を教えられた。そして今回の『革命のファンファーレ』だ。この本は既に前作のヒットがあるので余裕だろうと思うが西野さんは新たな『本を売るための』の行動をしたのだ。それが『全国図書館への寄贈』だ。
その話しを聞いた時『俺も!』っと思ったが…懐事情を考えたら全国は無理だが地元くらいは寄贈できるかな?

以前は早く本出ろ!と思っていたが、今はまだいい。今出ても売れる土壌が出来ていない。まだ仕掛けないとダメだと思っている。まだまだ西野さんの本から『マネ』させてもらって『飛躍する勤労』を売らなければならない。『作品を人任せ』にしないために。

斜陽産業にするのは誰だ!

今回の『図書館寄贈』問題に関しては『本が売れない理由』を他者に求めているものと『新たなアプローチの創造』するものとの認識の違いだと感じる。斜陽業界に限って旧態依然のビジネススタイルに陥っている。それは出版業界に限った事ではないだろう。
自分たちの努力を棚に上げて他者のせいにして自分たちの手段が一番だ正しいと思い込んでいる。
そういう人たちは異業種からの新しい風が入る事に対して異常に敏感になる。そして排除にかかる。
またその逆に成長産業は異業種とのコラボで全く新しいアイデアや商品、サービスを提供して成長している。

今回の西野さんの提案は「なんのために?」「だれのために?」という風に考えたら答えは簡単だ。確かに表面的だけ見れば『革命のファンファーレ』のPRと考えるだろう。しかし、それは興味のない人への広告だと考えたらどうだろう。
最近は本の内容を確認しなければ買う事はしない。それはビジネス本でもそうだ。いや、むしろビジネス本の方がそうではないだろうか?西野さんは『図書館に寄贈』⇨『本が売れる』と考えているのだ。

これは本の新しい広告手段のひとつだと感じる。それを自ら実験してくれているのだ。失敗したら『マネ』しなければいい。成功したら『マネ』をすればいい。
邪魔をするべき事ではまったくないのだ。

理解できないものへの恐れ

旧態依然のビジネスをしている斜陽業界は恐れているのだろう。それはこれから起こるであろう劇的な変化に対応出来る人材を育てていないからだ。人材を育てる事をしないでのんびりとビジネスをしていたツケが回ってきたのだ。

これからを生き残るには『今日と同じ明日を生きてはダメ』だ。
常に『変化』をする人が生き残る事が出来るのです。
変化を恐れず進化していきましょう!

旧態依然
昔のままで少しも進歩や発展がないさま。
「旧態」は昔からの状態、ありさま。「依然」は前と変わらないさま。もとのとおりのさま。
(goo辞書より)

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1969年、大分県別府市育ち。会社員生活27年の経験から「個人が変われば組織は必ず変わる」ことを伝えるミッションを受け。ライター、写真家、イベント企画、マネジメントアドバイザーなど様々なプロジェクトで伝えている。人気講座である「優先順位設定をして業務効率をあげよう」は参加満足度90%を超える評価を得ている。2017年末には初の書籍「飛躍する勤労」をGalaxy Books社より刊行予定

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