『パワハラ』は連鎖する。① ~サイレントパワハラ~

お客さんと店員さんの話だけど、会社でもあるんだよね。
『土下座上司』
なにかあると『土下座しろ』っていう上司。
もし逆らったら評価に影響するから嫌々ながらもしてしまう…
これって究極のパワハラでしょ?
ドラマだけの世界じゃないんだよね。

もし自分がその立場ならどんなに評価を落とされようともしないね。

さて、そんな働く人に感謝する『勤労感謝の日』はパワハラについてです。
今日はその第1回。

パワハラ=パワーハラスメント
【職場のパワーハラスメント】
同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。(厚生労働省)

パワハラって2001年に生まれた和製英語なんですって知ってました?、随分前からあるんですね。たしかその昔は『社内いじめ』って言ってたような気がするけど…
さて、そのパワハラについてですが、あまり話したくはないけど僕は『したことも』『されたことも』あります。
個人的には『した8割』:『された2割』のつもりでいたのですが、のちに同僚から当時のことを聞くと僕が気づいていないだけで意外と『されてた』みたいです。
それは目に見える『パワハラ』はなく実務以外で評価を下げるいわゆる『好き嫌い評価』だったのです。

サイレントパワハラ?

『上長に気に入られないと評価されない』というイメージを植え付けさせてメンバーを思い通りに操る手法。
これって汚いですよね?されてる方も上長から指導を受けることなく表面上ではヘラヘラニコニコ笑顔を見せておきながら背中を向けた顔は…怖い怖い。

『サイレントパワハラ』と社風の関連性について

『サイレントパワハラ』は社風というより社長のスタイルいや、性格によるものが多くあると感じます。
管理職は社長を見ながら部下への指導を真似するのです。
現場で叱咤するような社長であれば管理職は同様に部下へ指導するだろう。しかし、表面上ではニコニコしながら裏に回ったら「あいつはダメだな」という社長に対しては「そうですよねぇ」と同調するであろう管理職。わからないと思っているのかもしれないが、そのやりとりを部下は全員知っている。

表面的にはにこやかに仕事をしているようだけど表面下では部下はビクビクしている。
まさに『5人組』のようだ。
いつ誰かがチクるかもしれないと思いながら日々仕事をしているのだ。

パワハラに怯える上司と放任主義という名の無責任

パワハラが叫ばれるようになって上司が部下に対する指導の仕方に変化が出てきた。それによって上司のあり方も変わってきている。簡単に言えば『指導の仕方がわからない』のだ。
過去の先輩が行った部下への指導法は今では度を越すと『パワハラ』となる。上司も面倒は避けたいので部下への指導はほどほどになる。ひとによっては『見て見ぬ振り』をしているのではないだろうか?
『放任主義』と言えば体裁はいいが、実際は『関わり合いになりたくない』のです。
そして部下から嫌われないような『無害な上司』が出来上がるのです。

結局は信頼関係なのか?

先の『サイレントパワハラ』管理職は部下の成長は考えられてなくて『自己保身』が最優先なのです。自分は傷つきたくない『パワハラ』と言われるくらいなら指導しない方がいい。
それで部下の成果が出なければ評価を下げればいい。そのように考える管理職はいないだろうか?

それでいいのか?

それで会社は強くなるのか?

今は部下との信頼関係を築くことは難しくなった。仕事終わりに部下を連れて飲みに行くことも部下が嫌だと感じたらそれは『パワハラ』になるかもしれない。
呑みに行くことで『信頼関係』が築けるというわけではないが、食事をすることでお互いの距離が縮まることはある。

今までの方法論が通用しないのであれば新しいコミュニケーション手段を構築しなければならない。
それは部下の文化に合わせることだ。
常に進化をしているのは若者だ。

部下の文化を理解することで関係性が新たに構築されるだろう。
過去の『上司=常識』ではないことを理解しなくてはならないのだ。
時代は常に変化しているのだから。

 

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1969年、大分県別府市育ち。会社員生活27年の経験から「個人が変われば組織は必ず変わる」ことを伝えるミッションを受け。ライター、写真家、イベント企画、マネジメントアドバイザーなど様々なプロジェクトで伝えている。人気講座である「優先順位設定をして業務効率をあげよう」は参加満足度90%を超える評価を得ている。2017年末には初の書籍「飛躍する勤労」をGalaxy Books社より刊行予定