本当の原因とは?、『真因』を探しましょう。

仕事をしていて『ムダ』に気が付いたら、「なぜムダが出るのか」という「なぜ」について最低でも5回は繰り返し、表面的な原因の根底にひそむ「真因」を探す必要があります。

なぜなら、原因を対処するだけではムダの本質は無くせないからです。

それでは、一時的に無くなったように見えても、再び発生してしまう可能性が非常に多いのです。

 

ある機械整備工場では、整備士の人数も多く設備もしっかり整っているにも関わらず、予定通りに作業が進まないことがたびたびありました。「午後4時頃には終了しています。」と約束をしているにも関わらず、お客様が製品を取りに来たとき作業はまだ終わっていない。しかも、いつ終わるかはっきりしないこともあったりしたのです。

こんなことではお客様に対する信頼を失ってしまいます。社長は作業の遅れが出るたびに「もっと早く作業をするように!」「残業してでも納期は守れ!」と怒るのですが、まったく改善はできませんでした。

 

ムラがムリを呼んで、ムダになる。

そこで、社内で納期を守るための改善会議が行われました。その時ある外部参加してくれた改善アドバイザーがこのような質問をしてきました。
「毎回約束した時間に遅れるのですか?」
そのように言われて会議に参加した作業員は、気が付いたのです。
ほとんどの時期は暇で、納期に遅れることなどなく、むしろ早く仕上がるくらいでした。
それなのに、極端に遅れる時が時々あります。
そのように答えたのでした。

すると、アドバイザーは「仕事の受け方にムラがあるのかもしれませんね。だから、極端に暇な時と、全員がムリをしても納期を守ることができない時ができてしまうのです。そのことは、お客様の信頼を失うだけでなく、人や設備にも隠れたムダが出てきているはずです。注文の受け方を平準化しないことには、いつまでも解決することはないと思います。」

 

 

本当の原因=『真因』を調べなければ、間違えた改善をしてしまいます。

例えば、5、10日や月末などに仕事が集中するようムラがあると、そのピークに合わせた人員や設備を用意しなくてはならず、過剰な設備や人員が生じてしまいます。もしくは働いている人たちにムリを強いてしまい、長時間の残業や休日出勤などが生まれてしまいます。
そのような仕事のムラという真因を知らないと、もっと設備や人を増やそうとか、もっと労働強化を図ろうというような間違えた手を打つことになってしまいます。
これではまったく意味がないのです。

機械整備会社の社長は、この受注のムラを防ぐためにいくつかの対策を打ちました。その結果、作業のムダは徐々にですが緩和されて、納期遅れに対するお客様への迷惑もかけることが少なくなりました。そして、設備や人員に余裕も生まれてきたそうです。

本当の原因である『真因』を調べることをしないで、改善をしてはならないのです。

 

今回も読んでいただきありがとうございました。

 

 

インフォメーション

【App Store ビジネス部門 第10位】禁断の在宅転売ツール / フリマハッカー

『たった10分で書いた1記事のブログに、1日10アクセスしか来ないのに1万円の報酬を発生させ、その後ほったらかしで累計数十万稼いでしまった。』/ 1ラウンドアフィリエイト

Follow me!