解決策は必ずしも一つとは限らない。

登山が趣味の人であればわかると思いますが、登山のルートは必ずしも一つではありません。それと同様に仕事でも目的を達成するための手段は一つとは限りません。いくつかある選択肢の中から最善策を見つけるためには、可能な限り多くの手段を考えて、その中から選ぶ過程を欠かすことはできないのです。

若手社員のAさんは、上司から課された問題の改善策を思いついた。いそいで具体的な策を詰めて自信満々に提案をした。しかし、上司から帰ってきた言葉は思いもしなかったものでした。
「君の考えたこの案の他に、どんな案をいくつ考えたんだい?、君の改善策はその数あった代替え案と比較して何が優れていたの?」と言われたのです。
Aさんは自信を持っていただけに、上司から「Aくん、すごいじゃないか!」と褒められるとばかり思っていただけに、別の案も考えていて、それらと比較した結果この改善策を出したなどと考えもしなかったでした。
Aさんは目的の達成にはいくつもの手段があることをまだ理解していなかったのです。

 

目的を達成するための手段はいくつもあるのです。

ある資材メーカーでミスが連続して起きた。工場から各取引会社へ送る荷物が約束した時間通りに到着しない、仮に時間通りに到着しても中身を確認したら欠品、欠損が相次ぎクレームとなっていた。
その資材メーカーの工場長と配送センター長は対策会議を開いて、荷物を間違いなく仕分けがより早くできる設備の導入が最も効果的な解決策であると提案をした。
しかし、製造管理部長はこの提案にストップをかけたのです。「ミスの原因は仕分け仕分けのスピードだけですか?」と疑問を持ったのです。それはあくまで原因であり、真因ではないのではないか、そう思ったのです。そして、製造管理部長は、もっと真因まで深く掘り下げて調査して、もっと数多くの解決策を検討してみてはどうだろうか?と、製造管理部長自ら真因から調べ直すことにしたのです。

製造管理部長は工場全体や配送センターの現状をひとつひとつ細かく調べて、ミスの原因をいくつかを確認した。例えば、得意先からの注文情報の中には、何時に納品するだけが工場には伝えられてなかった。これではミスが出てしまってもしょうがないのである。
製造管理部長は解決策をいくつか提案して、それらを実行することでミスはなくなりました。そして、その解決策の中に特に注目するべき点は当初工場長と配送センター長が提案してきた『仕分けが早くできる設備の導入』は入っていなかったのです。

工場長と配送センター長の両名が『これが、最善である』と結論付けたからといって、『原因ではなく真因を深く追求する』『複数の案を出す』『(複数の案を)比較検討をする』という過程を省いてしまっていては最善の解決策であるとは言い切れないのです。
もし、仕分けが早くできる設備を導入していたとしても、一時的にはよくなったとしても時間が経てばまたミスを続発するでしょう。なぜならば、ミスの根本的な原因=真因を理解していないのですから。

『最善の案』とは、複数の案から比較検討して、最も適したものことを言うのです。

 

今回も読んでいただきありがとうございました。

 

 

インフォメーション

飲む日焼け止めサプリP.O.L.C.(ポルク)

コロリー【月額】

お名前.com Windowsデスクトップ

種類2

Follow me!