「誰か紹介してください!」という人に紹介はしてはいけない。

数年前に信頼している先輩からある人を紹介していただいた時の話です。
その紹介してくれた先輩のことを当時の僕は本当に信頼していたので、その申し出を断る理由はないと会うことにしました。
そこで僕は心底失望をすることになりました。

僕は紹介された人と会って、そこで驚くべきセリフを耳にしたのです。

「ノゾエさん、誰かいい人いたら紹介してくださいよ!」

と彼は僕に声をかけて来たのです。
ちなみにそのセリフは僕がその人と会ってまだ30分も経っていませんでした。

この紹介された人は僕に対して大きな勘違いをしていました。
それは僕が信頼しているのは、あなたを紹介してくれた人であってあなたではないということを。
どこの世界に出会って数十分の人に自分の大事な知人を紹介するのでしょうか。
もし、そのような人がいるなら僕の方こそ紹介して欲しいくらいです。

 

 

「紹介してください」とは自分からは言わない方がいい

『紹介』とは相手からされるものです。
先の話では僕の信頼する先輩からの『紹介』だから会ったのです。
ここで重要なことは紹介される人よりも紹介する人物なのです。
すなわち紹介する人物が信頼する先輩だから会ったわけですから、この紹介された人がビジネスの世界でどんなに実績をあげた人であったとしても、この時点ではさほど重要ではないのです。

僕が信頼する先輩の目には、彼のビジネスセンスはきっと僕のためになるだろうと『紹介』してくれたのでしょう。しかし、彼は僕が信頼する先輩の紹介だから無条件で自分のことも信頼するだろうと思っていたのです。
それはあまりにも対応として軽率すぎます。

人に紹介されるということは、紹介する人の責任も伴うほど大変なことなのです。
紹介する人は自分にとってメリットもないのに、時間を割いて双方に連絡をしたりとしなくてはならないのです。しかも、その連絡は一度でつくとは限りません。「紹介してください」と簡単に声をかけてくる人は、その人の苦労を再確認する必要があるのです。しかも、そのような人に限って紹介された人に対して『(あの人は)見込みになる』や『(あの人は)面白くなかった』などと紹介された人に対して勝手な評価をするのです。

そもそも論で紹介される相手は自分から会いたいとは一言も言っていません。
自分が紹介者に「紹介してくれ」と言ったことを忘れてはいけないのです。
きっと彼は僕の話を聞く態度を感じて『(あいつは)見込みがない』と評価したようです、そのことを彼は僕を紹介してくれた信頼する先輩に伝えました。

紹介してくれた先輩は「なんで、私が紹介したのに!」と憤った声で電話をかけて来ましたが、そもそも僕はその人に合わせてくれとは一言も言っていません。
仮に合わせてくれと言ったとしても早々に「誰か紹介してくれ」と話すような人物を信頼することは僕には出来ませんでした。
残念ながら僕はこの紹介の一件で、その信頼する先輩と線を引いてしまいました。

人を紹介してもらうことの重さは認識しないといけない。

ちなみに僕がその彼に返した言葉は「それなら、先に僕に紹介してください(笑)」でした。その時「なに言ってるの。なんで僕が君に紹介しなくてはいけないの」という顔をしていました。
自分は紹介してもらうが、他人には紹介しない。
それが彼の考えのようです。

人を紹介するのは本当に難しいのです。
やはり紹介は『する側』より『される側』になりたいものですね。
そして、紹介をされる側になるためには、人を紹介する側にならなければならないのです。

 

今回も読んでいただきありがとうございました。

 

 

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