その言葉は『正確』で『具体的』でなくてはならないのです。

メンバーや部下などに仕事を依頼(指示)するときに、あなたが使う言葉はとても大事です。
例えば、上司が部下にあいまいで抽象的な指示を出したとすると、必ず部下は混乱しミスをしてしまいます。上司が指示をしたものとは違った内容で仕上がってくるかも知れませんし、部下が上司の指示を理解できず考え込んでしまって、余計な時間を使ってしまうかもしれません。それは本当に無駄な時間です。このような無駄をなくすためにも上司などの依頼する人は具体的でわかりやすい指示を出さなければいけないのです。

 

以前僕の知り合いで『とりあえずうまくやって』という管理職がいました。
当たり前ですが、この言葉を聞いた部下たちは具体的に何をどのようにすれば良いのか(するべきか)、まったく見当がつきませんでした。その管理職も人としては良いのですが、管理職としては良い人ではありませんでした。

例えば、あなたがアイスを食べたいとしましょう。その時に家族に「なにか甘いもの買ってきて」と頼んだら、家族はチョコを買ってきました。
この場合、誰の責任になるでしょうか。「甘いものってどんなのがいいの?」と聞かなかった家族にも責任があるかも知れませんが、「キットカットを買ってきて」と具体的に依頼していたならどうなっていたでしょうか。

それは職場でも同じなのです。

あなたがもしリーダーや管理職の立場であるのならば、あなたのあいまいな指示は、指示した相手に対してミスを起こさせ、その結果、クレームややり直しなどの無駄な作業のために時間を使うことになります。そして、そのような指示をするリーダーや管理職の仕事に対しては部下も避けるようになります。

部下やメンバーに仕事を依頼するときは、相手が自分と同じイメージをできるような、具体的で正確な言葉で表現しましょう。相手にとって『具体的すぎるかな?』と思うくらいでちょうどいいのでしょう。
急ぎの仕事をお願いするときは「なる早で」というのではなく「ちょっと急ぎで仕上げなくてはいけないので1時間以内で報告書を出して」と依頼した方がいいでしょう。そのようにしなくては依頼された相手の「なるべく早く」は明日になるかも知れません。先の「なる早で」と依頼した結果、相手が翌日に提出してきた時に「遅いよ!」と叱ることはできないのです。なぜならその指示が『具体的』でなかったからなのですから。

すなわち依頼のプロは言葉使いのプロなのです。

 

今回も読んでいただきありがとうございました。

 

 

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